トップページへ


ヤブコウジ(藪柑子)


2009.6.29


実 2009.1.7

ヤブコウジ科

別名:コウジ
日本全土の林床にみられる常緑低木で、朝鮮半島、中国、台湾にも分布する。長い地下茎が地表近くを這い、その途中から茎が立ち上がる。基本種は晩秋に果実が赤熟するが、白色の果実をつけるシロミヤブコウジもある。林の中ではグラウンドカバー的存在で、小さな葉の下にうつむくように実をつける様子は愛らしい。カラタチバナやマンリョウと同様に、昔から葉変わり品が多数選抜され、多くの愛好家に栽培されている。


花期

7〜8月

育て方

典型的な陰樹で、直射日光の当たる場所では育たない。この仲間では最も寒さに強いが、冬期の乾燥した風は嫌う。



↑トップ                  索引へ