ゲッケイジュ(月桂樹)
2020.4.19
2020.4.19
クスノキ科
| 別名：ローリエ 地中海沿岸に広く分布する常緑性の小高木です。大きくなると、樹高は10m以上にもなります。 雄と雌の木があり、雄であれば黄色い花が、雌であれば白い花が咲きます。 日本には雄株が多いため交配する機会は少ないですが、秋になると雌は暗紫色の果実をつけるのです。葉は、やや先端がとがった楕円形をしており、革質で濃い緑色をしています。 また、その葉はローリエという香辛料として、煮込み料理などに利用することができます。 月桂樹は、「勝利」や「栄光」といった力強い花言葉をもつ植物です。オリンピックのメダリストが、頭につけているのは月桂樹の葉で作られた冠 です。 |
花期
５〜６月
育て方
| 鉢植え 土質を選ばない植物なので、赤玉土（小粒）6：腐葉土4の割合で混ぜた土を用意します。 4月中旬〜5月に苗を植えます。苗よりも一回り大きい鉢へ植え付けます。あまり大きい鉢を選んでしまうと、土の量に対して根が少なく、過湿になってしまうので注意してください。鉢の底から鉢底石、土の順に入れ、苗の根は表面をほぐしてから植え付けていきます。 鉢植えの土の表面が乾いて少したってから水やりをしてください。あまり水を与えすぎると根腐れしてしまうので、水やりは控えめに行う 。 害虫がつきやすく、カイガラムシやハマキムシ、テッポウムシなどの被害を受けます。見つけたらすぐに殺虫剤を散布するか、歯ブラシでこすり落としてください。 |